こんにちはトムです。
オーストラリア時代の呼び名です。
複数社の上場に関わってきました。
関わり方は色々あります。
事業をチームでゼロからスタートして上場し、上場後のプロセスも経験しています。
自分ひとりから創業する経験もしています。
営業・商品開発・ディレクション・プロジェクトマネージャー・役員、全部経験しています。
失敗の数は果てしなく有ります。上手くいったのはほんの少しです。
失敗談を聞きたい人はいつでも連絡ください(笑)
当たり前ですが、売上高や原価や利益率などの数字を見ても売上はアップしません
会社全体のお金の流れを把握するために数字を見ることは必要ですが、そんなものは幾ら眺めても売り上げは伸びないし、原価は下がらない、当然利益なんて増えるわけがないです。
ま、当たり前すぎるのでバサッと切ります。
経営の仕方を変えれば売上と利益はアップするのか?
自動販売機なら立地、人のいる組織なら感情、それが重要です。
「感情=勘定」です
勘定を良くするには、人の感情を良く知って感情を無視するな。
・・・ハイ、私、これで失敗したことがあります。当時、部下と、ある事業のこれからについて話をしていました。ディスカッションの最中、彼は私を説得するために世間では知らない人がいないであろう、有名経営者の考え方を引き合いに出してきました。
当時の私は若かったのと、彼に自分の考え方を伝える手間を省こうとして、彼が引き合いに出した有名経営者を否定するような言葉を発してしまいました。その有名経営者が唯一絶対なことは、全くあり得ないので、理屈でいえば私の発した言葉は間違っていないのですが、彼の尊敬する人物を否定したことで、彼の僕に対する感情は悪くなりました。
当時は彼の性格と能力がプロジェクトに必要だったのですが、私は彼の本気の協力を失いました。
彼の本気の協力があれば、今頃は年間50億ぐらいの事業ができていたでしょう…
痛すぎますが、人生は失敗の数だけ幸に近づくと割り切って、自分に対する怒りを鎮めています(笑)
経営には伸ばすべき時期・延ばすべき時期がある
新しい組織には、伸ばす為に常にモチベーションと夢を与え続ける。
これは個人にも当てはまります。
最近はブロガーやYouTuberやTwitterなどのSNSを駆使して、広告収入で何百万も稼ぐ人がいます。
稼げることに夢をみてその世界に踏み込んでも、モチベーションが続かなければ待っているのは挫折です。
先行者利益を得た、皆よりも少し先を走っている有名ブロガーやYouTuber達はそれを良く知っています。新しく始めた人たちに、儲かるという夢を与えて、毎日更新したり情報を発信したりする、モチベーションを供給します。
先駆者は、益々フォロワーと読者が増えて影響力が増し、収益が増える構造です。
組織が熟成してきた=延ばすべき時期
営業出身の人は伸ばす組織のリーダーに向ている。
管理部出身の人は延ばす組織のリーダーに向いている。
間違えると両方成功しない。
伸ばす組織でも年齢差12歳までがリーダーとして限界。延ばす組織ではもっと幅が小さい。
なので、常に若いリーダーを育成しないといけない。
これは放っておいて自然にできあがるものではないですね。これはと思う人に、リーダー教育と環境を作って特別に教育する。
これはと思う人選ぶには最低3年間じっと観察する。
重視するのは人柄とそれなりの成績(トップクラスでなくても良い)
決めたらトコトン信頼する。こちらが信頼すれば必ず相手も信頼してくれる信じる。これが幹部や右腕づくりのコツです。
この人にはモチベーションは掛けないこと。常に本音で話すこと。
この人を選ぶのは真剣勝負、命を懸けた勝負です。
古い組織で限界が来ている人には、自分を知らせてあげる。
これは多少の時間がかかります。そして自分ができる範囲の仕事と報酬を一緒に考えてあげる。そしてこれからの生き方や人生を決めて頂く。
営業系なら自分で仕事をとれるので、FCとか業務委託など。管理部だったら報酬を下げて相等しい部署で仕事をして頂く。
でもこれは20年前の話。
今ならフリーランスとして契約かな。
今日はこの辺で。