VR・AR・MR・SRの違いをメチャクチャ分かりやすく説明する。
VRとは?
Virtual Realityの頭文字をとってVRです。そうです。バーチャルリアリティです。仮想現実のことです。コンピュータ上で現実に似せた仮想世界を作り出す技術です。
例えば、未来の旅行会社では、東京のオフィスに行くとコンピュータで作り出したニューヨーク旅行を体験させてくれるかもしれません。
分かりやすく言うとシミュレーターです。ディスプレイに写しだされた世界に、実際に自分がいるような体験ができる技術です。
マイクロソフト製品の宣伝ですが、イメージが伝わるので動画を載せておきます。
ARとは?
Augmented Realityの頭文字を取ってARです。拡張現実と言います。現実の世界には無いものをコンピュータグラフィックス(CG)で付け加えます。現実世界にCGなどで作った仮想現実を反映(拡張)させる技術です。
そうです。「ポケモンGO」です。
やっぱりマイクロソフトの動画です。
※2本目の動画では1分21秒ぐらいから観ると良いです。
MRとは?
Mixed Realtyの頭文字をとってMRです。複合現実と訳します。AR(現実世界が主体)とは逆の概念です。MRは仮想現実が主体となります。
現実世界の情報を、カメラやセンサー、等々、の機器を用いて仮想世界に反映させます。
仮想世界に現実世界の情報を固定できるので、同じMR空間にいる複数の人間が、同時に同じ体験をできます。
仮想世界に現実に情報を組み合わせる技術です。
例えば、家を建てるときに現場の様々な情報を計測して再現した仮想空間に、実寸大の家の3Dデータを重ね合わせることができます。
製造業、建設業、等々、において、事前検証ができるようになります。
今でいう、SFの世界ですね。
SRとは?
Substitutional Realtyの頭文字をとってSRです。代替現実と言います。
例えば、部屋においてある観葉植物に水をあげると、あたかも目の前ですぐに成長する…といった世界です。これに関わる映像を探したのですが、あまり良いものがありませんでした。気になる人はYouTubeなどで漁ってみてください。
SRはこれまらの技術なので、実際の活用事例は殆どないと思います。SRは人間の錯覚を利用します。心理や認知などのシステムに役立つ可能性があると言われています。
ジュラシックパークの世界に自分が存在するような体験をできるのでしょうね。