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人工知能(AI)時代に必要な人材

黒川伊保子さんの本にわかりやすく書いてありました。「人工知能が持つ本来の能力はNこの事象を繰り返し学習し、N+1番目の全く新しい事象(過去になかった事象)にそれなりに対処できることです。病気の診断、裁判の判決事例、囲碁将棋、等々。アメリカではスポーツや経済などの新聞記事の40%以上をAIが書いていると言われてます。つまり地球上にある定型作業はすべて人工知能に取って代わられる可能性が高い。しかし、良い経済記事とは何か?というのを人工知能に教えるのは人間である。」

人工知能について研究している世界中の人達が同様のこと言っています。TEDなどではその一部を聞くことができるでしょう。

AIが普及すれば、AIのメンテナンスをする人材が必要になります。私たちが今やっている仕事のほとんどの内容はがらりと変わってしまうでしょう。AIのメンテナンスには相応の高度な知識と能力が必要でしょう。とすれば、その知識を持っている人材は不足し、定型作業に関わる人材は過剰となります。AIのメンテナンスをできる人材の報酬は高騰し、定型作業にかかわる人材の報酬はAIやロボットとコスト競争をすることになると容易に想像できます。

僕はロボットやAIとコスト競争をしたくないです。勝てそうにないですし、生身の人間なら苦痛を伴うこともロボットやAIなら感じることもなくすべてを決められたとおりに正確に、そして眠らずに働いてくれるでしょうから。