白内障薬物療法には…
白内障の治療にも進行防止にも、その有効性に関する十分な証拠がありません。
茨木信博医師も論文で述べています。
(参考文献PDF:白内障治療薬の現状:エビデンスはあるのか?)
そうなると、白内障を引き起こすの原因を少しでも取り除けないだろうか…
という考えが生まれてきます。
白内障の原因は…
水晶体への酸化ストレスであり、酸化ストレスから体を守ることが、白内障の予防につながります。これは眼科先進医療研究会でも明言しています。
白内障は水晶体が濁る病気
白内障は眼の中にある、物を見るときにレンズの役割をしている水晶体が濁り、視力低下を引き起こす病気です。
症状の進行具合に応じて…
保存療法が手術かを選択することになります。
「これ以上見えにくくなったら手術しましょう」ということで、進行しない場合もあるかもしれないという選択肢です。
手術は…
濁ってしまった水晶体を取り除き、代わりに人工レンズを入れます。
例えば、私の友人は水晶体の上の方が少し曇っている程度と診断されました。本人の自覚症状としては、曇りガラスを通してみるように霞みがかって見えたり、青っぽく見えたり、乱視のように物が二重に見えたり、健康なもう片方の眼と比較して、圧倒的に視力が落ちたと感じたために手術をしました。
手術をしたおかげで、本人曰く、とてもよく見えるようになったそうです。
水晶体が濁る原因
水晶体はクリスタリンと呼ばれるたんぱく質(より正しくはタンパク質を発現する繊維細胞)からできています。これが酸化ストレスにより異常変質して、水晶体が白濁します。
参考文献:水晶体内のDNAが残ると白内障を引き起こすことが明らかに(科学技術振興事業団報 第350号)
参考文献:眼科先進医療研究会
参考文献:日本白内障学会
白内障は…
タンパク質が引き起こす病気です。
人間の細胞には、タンパク質を分解する酵素が含まれています。そのおかげで、異常なたんぱく質や古くなったタンパク質が分解されます。もちろん、新しいタンパク質を作り出すという機能も備わっています。
この“代謝”のシステムに…
異常が起こると、さまざまな病気や不調などの症状が出てきます。
白内障の予防はアンチエイジングから
白内障を引き起こす酸化ストレスは…
加齢、紫外線、衝撃、放射能、熱、等々です。目が痒いをこすってばかりいると、白内障になることがあります。それくらい衝撃にも弱いのです。
酸化ストレスと衝撃や紫外線の関係等々…
良く分からないかもしれませんが、人間は睡眠不足であっても、精神的ストレスであっても、肉体的ストレスであっても、ストレスを受けると体内で活性酸素が発生します。
なので酸化ストレスといいます。
白内障の予防と進行防止と治療後(手術後)の後発性白内障の予防につながります。
代表的なスカベンジャー…
即ち、抗酸化物質を、ここで8つほど挙げます。
抗酸化物質を積極的に摂取することが大切です!
これらスカベンジャーについての詳しい説明は別の機会に書きたいと思います。
カロテノイドについて
皮膚や目の老化…
シミ・しわ・癌・白内障・緑内障の予防に効果のある
カロテノイドについてページを追加しました。